東北探訪#2 八甲田山&鍛冶町ハシゴ酒

旅/TRAVEL

二日酔いの八甲田山

前日の深酒による胃腸へのダメージを抱えていた、明らかに体が重い。まずは胃の消化とアルコール分解を優先すべく、インスタントのせんべい汁を飲みながら遅めの出発で酸ヶ湯温泉登山口に到着した。130台以上も収容できる巨大駐車場だが、全台埋まっていて駐車待ち状態。大自然の中に急遽現れた想定を遥かに超える車の量、集合体恐怖症に近い感覚なのか、なんだか少し気分が悪くなった。昨今異常に騒がれている熊問題、紅葉目当ての観光客の数にはあまり影響がないのかもしれない。

登る前に八甲田山の情報をサクッとChatGPTで調べてみると、甲(かぶと)のような形をした山や田(湿原)が八(たくさん)あることが名前の由来とのこと。なるほど、「かぶとのような形ってなんやねん」とは思いつつ、登り始めることにする。

酸ヶ湯温泉から時計回りで登る。するとすぐに毛無岱(けなしたい)という広大な湿原につく。綺麗な木道と両側に草紅葉した湿原な広がっている。田(湿原)のゆるやかな木道を1分に1人すれ違いながらのんびり歩くと、おにぎり型の山が3つほど見えてきた。このおにぎりがかぶとなのか、、、?兎にも角にも景色の下調べをしない山歩きは意外と楽しいと分かった。

1番右のおにぎりが八甲田連山の最高峰である大岳

森林限界を越えるとかなり寒くなってきた。ちなみに、ウェアはbamboo shootのマウンテンバイクパンツにsankaku standのウールシャツというスタイル。マウンテンハイクパンツは今年のベストバイと言っても過言ではなく、生地は程よい厚み、パターンはbamboo shootsが昔から出しているクライミングパンツをベースに作られており足上げがかなりしやすい、そしてなによりワイドシルエットってあったかいのよね。生地と肌の間に空気の層ができるからなのかな。一方、ウールシャツは今回初おろしだったが、ウールならではの暖かさはあるものの若干肌触りがチクチクし、超敏感肌の私はとても気になってしまう。ウール、ポリ混合が好みではあるものの、糸と肌の相性があるのかもしれない。

マウンテンハイクパンツは九分丈で腰、尻周りにゆとりがある作り。野球で培ったデカ尻を持つ私でも心地よく履くことができる。

若い男女混合ULチームをガシガシ抜いて行きつつ、豪雪に耐えうる重厚感ある作りの大岳避難小屋でしっかりと用を足す。やがて津軽海峡が姿を現した。岩木山、日本海、津軽海峡と函館が見える、青森ならではの素晴らしい景色だった。

鉄のサビと汚れに歴史を感じる避難小屋
奥に津軽海峡、山頂からは函館まで見える
八甲田清水の湧水を使って豚汁を食べる。ヘラ絞りで作られたヒルビリーポットはフチの口当たりが優しく飲み口も良い。

鍛冶町ハシゴ酒

青森の繁華街といえば、八戸、十和田、そして弘前の鍛冶町がある。岩木山にアクセスするには鍛冶町が良い、弘前城の城下町に位置し名前の通り江戸時代に刀や農具を作る鍛冶屋が存在していた町であるが、現在は数百の飲食店が軒を連ねら繁華街となっている。

アサヒサウナで汗を流したあと、町を散策してみた。ふらっと入った雑貨屋のbamboo forestには、まさかのタコマフジが売っていた。センスの良い雑貨に心を惹かれ勢いでレコードを1点購入、帰って聴いてみるとクセのあるアンビエントで店主のセンスを感じた。旅先で偶然良店に出会うと嬉しい気持ちになる、こんな体験を重ねていきたい。その後、繁華街に突如現れる本屋に寄ったり、いくつかの飲み屋をハシゴしながら鍛冶町を練り歩いたのだった。

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鍛冶町で夜9時まで営業しているまわりみち本屋。店主のセレクトセンスが光るラインナップ。星野道夫先生の本を購入した。
中華料理たかおのあんかけ焼きそば。カラシと混ぜ合わせて食べる。
焼肉あさひ。ホルモンで締める。

三連戦の最後は岩木山へ。
連日の山行と深酒で正直疲れていたので、ドライブウェイの八合目からゆるっと、偶然ご一緒した可愛いわんちゃんのチワワと共に歩いた。もはやチワワと同じ速さでしか登ることができなかった。早池峰で出会った爺のようにいくつになってもスピードハイクしていくスタイルも良いが、わんちゃんとのんびり山歩きにも憧れる。老後の山歩きの在り方を考えさせられる、そんな東北探訪の旅だった。

岩木山を悠然と登るチワワちゃん。
日本海の海岸線が綺麗に見える。
青森駅の寿司屋で食べたマグロ、1個420円。高いぜ。

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