実は日本全国にご当地アルプスがある。
ということを、山と渓谷社の2025年2月号を見て知った。私が住む湘南エリアにもいくつかアルプスがあるようなので、日常のトラブルで溜まった鬱憤を解消すべく湘南アルプス”高麗山”へ向かった。<文/写真:Yuki Fujimura>
配達トラブル
某日、久々にzozotownで注文したbeamsのパンツがまさかの前住所である不動前のマンションの宅配ボックスに届いてしまった。住所を更新し忘れたまま確認もせずに注文確定してしまったようだ。
面倒くさい。。。
完全に悪いのは自分だが、「対面で手渡し」という設定にしていたことを頼み綱にし、配達ボックスに配達するのはおかしいよね!!!の一点張りでzozoに問い合わせることに。
しかし、zozoの回答は「配達に関してはヤマトに一任している」とのこと。その後、zozo→ヤマト→zozoとたらい回しにされたあげく、結局は直接旧マンションの管理人に連絡する運びとなった。(途中登場したzozoのチャットボットくんはこちらの言い分を一切聞いてくれず、強引に解決に持ち込むヤバい奴だった)

仕方なく自ら管理人に連絡してみると、まだ荷物は残っているので指定する日に取りに来てくれれば手渡し可能とのこと。最初から電話すればよかった、管理人さんありがとう。
ということで引っ越して以来となる目黒に降り立った。
目黒には約10年住んでいたこともあり、エモーショナルが爆発し、なぜかカレーが食べたくなった。長いこと食べれていなかった名店タダカリーはあいにく閉まっており、カレバカ世紀のキーマをいただくことにする。量はがっつり、スパイスと生姜や玉ねぎが絡んで作ってる時の臭いだけで酒が飲めるレベル。相変わらずうまい。

荷物を受け取った後は、猫マックスくんに溜められたヘイトを解消すべく、映画を観ることにした。
とラインナップを確認するも、スリラー好きな私にはあまり観たい新作映画が無かった。そんな中、最近旧名作をIMAXで再上映する流れがあり、たまたま上映していた”セブン”をまさかのIMAXで嫁と鑑賞することにした。実はセブンを観たことがなく、ずっと観たいと思っていたのでちょうど良かった。
ラストまで鑑賞。
とんでもない空気になったのは言うまでもない。。。ただ、スリラーやサスペンス好きではない嫁も、作品の面白さには満足してくれていたようだ。そしてIMAXで観るセブンのオープニングは音楽と映像がバキバキに決まっていて最高にカッコよかった。
最高の映画体験の後は山の中を走るだけ、、ということで翌日は近場の湘南アルプスに行き自然の中でストレスを解消することにしたのだった。
湘南アルプス”高麗山”
海しかないと思っていた湘南エリアにもアルプスがあった。
有名所だと鎌倉天園ハイキングコースを中心とした鎌倉アルプスがあるが、湘南アルプスは鎌倉ではなく、海沿いの大磯駅から北側に聳える高麗山〜湘南平を指す。(ちなみにT.D氏とは港南台駅から鎌倉アルプスを抜けて大船駅に辿り着くトレランコースを”観音練”と称している)
私の住む藤沢から湘南アルプスのある大磯は10kmほど離れているが、自転車で海沿いを飛ばせばすぐの距離。
軽いハイク&ラン&ライドだ!ということで自転車との相性も良いULAのヒップバックで”BURST”で登ることにした。










元々はトレラン目的で来たものの、実際走れる箇所は高麗山から湘南平までの約1キロ程度。
トレラン向きではなく軽いハイキング向きの山であった。ただ、湘南台からの景色は丹沢、相模湾、富士山を一望できる素晴らしいものであった。
湘南平から大磯の街に降り、別荘エリアなどが並ぶ高級住宅街?を横目に大磯駅を抜けると、旧東海道の化粧坂(けわいざか)に入る。この辺りは東海道五十三次の8番目の宿場町である大磯宿の跡地のようで、きれいで立派な松並木が立ち並ぶ道は走っててとても気持ちが良いのだ。また、初代歌川広重の浮世絵に描かれた場所でもあり、歴史なんかも感じられる。
旧東海道の雰囲気も感じつつ、松並木の終点にある車屋という蕎麦屋に入った。外観には水車、店内には囲炉裏があり風情があるお店。海老天も大ぶりで美味しかったが、蕎麦のコシはそこそこといったところ。
距離は5.3キロ、獲得標高は270m、1時間でサクッと走れる湘南アルプス、大満足でした。






ULA Equipment “BURST”について
今回は使ったギアについて軽く紹介。
2023年2月某日、出張のついでにmoonlight gear大阪店に訪れた。そこでULA Equipmentの”BURST”というウェストバッグに出会った。「これ、もう製造されていないんですよ。ちなみにラスト1点です。」と言われ、気づいたら購入していた。
Ultralight Adventure Equipment (ULA) はアメリカの老舗ULブランドで、中型ザックである”CDT”などの代表作があるが、2000年代に当時のULザックにはなかった「ヒップベルト」を採用し、軽量化を意識しつつ安定感のある現代のULザックの原型を作っていった歴史がある。(らしい)
そんなULAがハイキング用に作ったウェストバッグが”BURST”である。キャパはサイドポケットを含め約7.5Lあり、なんといってもULAの代名詞であるCDTのヒップペルトを採用しているためこのベルトがガッチリとキープしてくれることにより、日帰り登山や渓流釣りでパックウェイト4-5キロ程度の荷物を入れてもほとんどブレがなく非常に調子が良く歩くことができるのだ



ウェストバッグによる登山の快適さを知ると、もうバックパックに戻ることができないので是非ともお勧めしたい。2025年3月現在はBURSTは生産されていないが、CAYLやtakao mountain bookなど新鋭メーカーで調子良さそうなウェストバッグが製作されている。実は今ウェストバッグ界隈が熱いのかもしれない。

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